奈良のお寺と達磨大師様のご加護

奈良のお寺では達磨大師様のご加護のもと、大切なご先祖様をご供養することができます。

聖徳太子とだるま大師が出会ったことから始まったお寺であり、本堂の下には3号墳の古墳時代後期の円墳が健在です。

かつて聖徳太子が作ったお墓であり、それは飢人のためのお墓でもあります。

鎌倉時代に入るとその上にはお堂が建設をされて、そこが本尊となり堂内には聖徳太子像とだるま大師像が安置され今に至るわけです。

日本書紀にも記載されているように、推古天皇21年の呉2月には、聖徳太子が飢えた人への施しをしていることが記載されています。

道のほとりに伏せり弱っていた飢人に対して、飲み物と食品を与え、さらに寒さをしのぐ衣服を与えたものの、飢えた人は亡くなりました。

聖徳太子は大変悲しみ、その飢人のための墓を用意して手厚く葬り、そのとき埋葬した飢人の遺体は消えていたという話です。

その飢人は大師の化身と考えられるようになって、このお寺は誕生をしました。

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